友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
「じゃあ、もう総長は、由奈さんと別れたことに後悔はしてないんすね…?」
「ああ。確かに、俺は『ユナ』を愛していたかもしれない。だけど、それ以上に愛したいと思える存在を見つけることができたから」
「それが、…慈美さんっすか?」
慶の言葉に、俺は首を縦に振った。
ONEの総長が、こんなどっちつかずのどうしようもない男だと知って、落胆されたっておかしくない。
それも覚悟で話したが、慶を含め、メンバーはなぜかみんな微笑んでいた。
「なんか、ようやくオレたちの知る総長が帰ってきたって感じがしますっ」
「なんだよ、それ」
「だって、今まではどこか上の空っていうか…。どこにいるかもわからない『ユナ』を、ずっと夢に見ているというか」
「でも、ようやくその夢から覚めたって感じで、覇気がみなぎってます!」
「ああ。確かに、俺は『ユナ』を愛していたかもしれない。だけど、それ以上に愛したいと思える存在を見つけることができたから」
「それが、…慈美さんっすか?」
慶の言葉に、俺は首を縦に振った。
ONEの総長が、こんなどっちつかずのどうしようもない男だと知って、落胆されたっておかしくない。
それも覚悟で話したが、慶を含め、メンバーはなぜかみんな微笑んでいた。
「なんか、ようやくオレたちの知る総長が帰ってきたって感じがしますっ」
「なんだよ、それ」
「だって、今まではどこか上の空っていうか…。どこにいるかもわからない『ユナ』を、ずっと夢に見ているというか」
「でも、ようやくその夢から覚めたって感じで、覇気がみなぎってます!」