友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
その箱の中に、万里くんはボロボロになったスマホを投げ入れた。
万里くんが手伝ってくれたおかげで、片付けは思っていたよりも早く済んだ。
「じゃあ、慈美。なにかあったら、すぐにオレに連絡しろよ?」
「うんっ、ありがとう」
万里くんは、日が沈む前に帰っていった。
万里くんが帰ったあと、さっそく夕飯の準備に取り掛かった。
と言っても、引っ越したばかりで冷蔵庫にあるものも限られているから、適当にパスタを作った。
テレビを見ながら、小さなテーブルの上に並べた夕飯を口へ運ぶ。
――ふと、テレビの横にあったダンボールが目に入った。
それは、【いらないもの】と書かれたダンボールだ。
『こんな壊れたスマホ、もう使わないだろ?だから、こっちに入れておくな』
万里くんはああ言っていたけど、わたしはずっとあのスマホのことが気になっていた。
万里くんが手伝ってくれたおかげで、片付けは思っていたよりも早く済んだ。
「じゃあ、慈美。なにかあったら、すぐにオレに連絡しろよ?」
「うんっ、ありがとう」
万里くんは、日が沈む前に帰っていった。
万里くんが帰ったあと、さっそく夕飯の準備に取り掛かった。
と言っても、引っ越したばかりで冷蔵庫にあるものも限られているから、適当にパスタを作った。
テレビを見ながら、小さなテーブルの上に並べた夕飯を口へ運ぶ。
――ふと、テレビの横にあったダンボールが目に入った。
それは、【いらないもの】と書かれたダンボールだ。
『こんな壊れたスマホ、もう使わないだろ?だから、こっちに入れておくな』
万里くんはああ言っていたけど、わたしはずっとあのスマホのことが気になっていた。