友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
つまり、一之瀬くんがいる列だ。
ちょうど5人いるため、一番前の人から問1の答えを黒板に書いていく。
問3までの答えが黒板に書き終わったときに、わたしは気づいた。
一之瀬くんも当たっているということに。
でも一之瀬くんは、数学の授業が始まってからもずっと寝ていて、授業なんて一切聞いていない様子。
だけど、順番からすると…問5の問題は一之瀬くんの担当だ。
おそらく、問題を解くどころか、自分が当たっていることにすらも気づいていない。
一之瀬くんの前の問4の担当の人が、黒板の前で少し考え込んでいる。
その間に、わたしは隣の席の一之瀬くんに声をかけた。
「いっ…一之瀬くん!」
しかし、爆睡しているのか無反応。
「数学の問題、当たってるよ…!」
さっきよりも少し大きめの声で呼んでみたけど、またしても無反応。
ちょうど5人いるため、一番前の人から問1の答えを黒板に書いていく。
問3までの答えが黒板に書き終わったときに、わたしは気づいた。
一之瀬くんも当たっているということに。
でも一之瀬くんは、数学の授業が始まってからもずっと寝ていて、授業なんて一切聞いていない様子。
だけど、順番からすると…問5の問題は一之瀬くんの担当だ。
おそらく、問題を解くどころか、自分が当たっていることにすらも気づいていない。
一之瀬くんの前の問4の担当の人が、黒板の前で少し考え込んでいる。
その間に、わたしは隣の席の一之瀬くんに声をかけた。
「いっ…一之瀬くん!」
しかし、爆睡しているのか無反応。
「数学の問題、当たってるよ…!」
さっきよりも少し大きめの声で呼んでみたけど、またしても無反応。