友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
一之瀬くんは席に戻ってくると、わたしに教科書を返してくれた。


遅刻してきて席に着いてから、まったく会話はなかっけど――。

どうやら…こわい人ではないようだ。



――たまたま、隣になった席。


これが、わたしたちの運命の出会いになるなんて…。

このときのわたしは、知るはずもなかった。
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