友達の彼氏だと思ってた同級生は、私を溺愛する最強総長さまでした。~ONE 史上最強の暴走族~
ONE
わたしが真神高校に入学して、早くも2ヶ月近くがたとうとする。
梅雨も明け、すっかり夏に。
季節は移り変わるけど、わたしと一之瀬くんの隣の席という関係は変わらなかった。
結局、わたしにはこの学校でも友達ができないまま。
普段の学校生活は、ほとんど1人で過ごしている。
でも、それは一之瀬くんも同じ。
たまに学校にきても、だれかとつるむ様子はない。
そして、ふらっと授業を抜け出してどこかへ行ってしまうのだ。
その向かう場所とは、屋上。
3年生の不良たちを追っ払って以来、ここが一之瀬くんのお昼寝の場所になっていた。
だからわたしも、たまに気分で授業をサボっては、一之瀬くんのいる屋上へ行っている。
べつに、なにか話すというわけではない。
ただ、ごろんと寝転んでいっしょに空を見上げているだけ。
梅雨も明け、すっかり夏に。
季節は移り変わるけど、わたしと一之瀬くんの隣の席という関係は変わらなかった。
結局、わたしにはこの学校でも友達ができないまま。
普段の学校生活は、ほとんど1人で過ごしている。
でも、それは一之瀬くんも同じ。
たまに学校にきても、だれかとつるむ様子はない。
そして、ふらっと授業を抜け出してどこかへ行ってしまうのだ。
その向かう場所とは、屋上。
3年生の不良たちを追っ払って以来、ここが一之瀬くんのお昼寝の場所になっていた。
だからわたしも、たまに気分で授業をサボっては、一之瀬くんのいる屋上へ行っている。
べつに、なにか話すというわけではない。
ただ、ごろんと寝転んでいっしょに空を見上げているだけ。