この世界の向こうには
『イタイッ…イタイよ、やめてお母さん!』

『あんたが悪いのよ!あんたなんか生まれてこなければ良かったのに!!あんたなんかあんたなんかあんたなんかっ!!!』

幼い少女が母親に痛ぶられており、泣き叫んでいる描写。

母親は娘の泣き叫ぶ様子など気にも止めず、ただひたすらに我が子を蔑み、暴力を振るい続けている。

それが、今日わたしが観た夢。

否、わたしが毎日観る夢。

わたしは夢で観たものを忘れられない。

大抵は時が経つと忘れるのだが、わたしは違う。
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