学級洗脳崩壊アプリ
「まぁ、いいや。しばらくコイツで。」



そう言うと誠はこちらに寄ってきた。




やられる。今日もまた、誠にやられるんだ。




いつの間にか勝手に身構える。




「死ねよ、クソブス。」



そう言って私の髪を鷲掴みする誠。



「ぃた……ぃ………っ」



恒例のようにそんな声をあげる私。



何回もブチッと嫌な音が聞こえた。




私の唯一の自慢だった綺麗な黒髪が次々と誠によって壊される。




「ご、っ…………めん………な゛……さ………ぃ゛」


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