学級洗脳崩壊アプリ
どこからかハンカチを出して自分の目を拭う日々谷。



どうして?



どうして関係のないことに泣くことが出来るの?


人間はいつも自分が一番なんでしょ?自分が一番可愛いんでしょ?



どうしたらいいのかも分からずただ俯いた。



「篠塚さん。辛かったわね………


どうして早く来れなかったのかしら……

もっと早く……助けてあげられたら……良かった………



ごめんなさい……ごめんなさい………」



膝の上に置いた私の手をギュッと握って力いっぱいそんな言葉を投げ掛ける。



< 191 / 314 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop