学級洗脳崩壊アプリ
「今は、いっぱい泣いていいのよ。


私が…………味方だからね。」



そんな言葉に胸が熱くなった。


私を必要としてくれたのはお母さんだけじゃない…………



そう思った瞬間、涙はドバッと私と日々谷の手を濡らした。



「…………ぅ゛……っ


ほ、ほ゛んとうは……゛っ

ずっと……っずっと゛………



誰かにっ……話した゛かったっ……」



もっと、ちゃんと私を見て欲しかった。


もっと、優しく話しかけて欲しかった。




─────友達が作りたかった。

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