学級洗脳崩壊アプリ
ここで怯むのも、怒るのも、違う、間違ってるって。



だけど…………やっぱり許せない。



「だ…………ぃ……………ら………」


小さな声で呟くと誠が眉をひそめた。



「はぁ゛?聞こえないんだけど!

もっとデカイ声で話せよっ!」


そう大声をあげるとそのまま私の脇腹へキック。



「………ぅ゛」


するとギャハハハ!と汚い笑い声が誠の後ろから聞こえる。


耳がツーンとなるような響き。



「お前さ、もっと底から声だせねーの(笑)


『………ぅ゛』だって(笑)ウケる~(笑)」


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