学級洗脳崩壊アプリ
私を指差し、お腹を抱えて大笑いする三人。



底から声……………



ふぅと静かに呼吸を整えた。


のろのろとゆっくり立ち上がって誠の目の前まで行く。






「大っ嫌いっ!」


そう声をあげると今度は私がバチンッと誠の右頬を叩いた。



「あんたのその醜い顔も、

汚い声も、

卑怯なやり方も、



全部全部、大嫌いって言ったの!」


一息で言い終わるとやってやったという感じのどや顔で決めた。


はぁはぁ、と息を整える。



教室内はしーんと静まり返っている。


< 204 / 314 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop