学級洗脳崩壊アプリ
苦しい中、見えたのはクラスメイトのヒソヒソと話す姿。


「許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さないっ!」


顔をさらに真っ赤にさせると私の首を掴む威力が少し増えた。



「………あ………ぐ……っ……る……じ……ぃ゛」


酸素がだんだん回らなくなっていく。



助けて…………っ


やっとの思いで私の首を掴んでいる誠の手を握る。



だけど苦し紛れの私の威力は全然誠に歯が立たない。


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