学級洗脳崩壊アプリ
「そういうのは声に出しちゃ………いけない……でしょ?」



声………出してたのか。


フフッと優しく笑う日々谷。


そんな光景になんだか嬉しくなる。


こんなに私を気にかけてくれて、優しくしてくれて、守ってくれて…………


初めて感じた家以外の暖かさにしんみりとなる。



ふと、気になったことをそのまま口に出してみた。


「なんで……………助けてくれるんですか……?」


聞いちゃいけなかったのかもしれないと今、少しだけ後悔。


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