学級洗脳崩壊アプリ
「お前の親も、とことんいじめてやろっか?」


悪魔の様な言葉にごくっと唾を飲み込んだ。



なんでそんな事言われなくちゃ………


逃げ出そうにもぐっと掴まれた腕は解き放たれない。



「誠が喋ってんだから返事ぐらいしろよっ!!」


ようやく我を取り戻したのか大声で誠に負けじと張り上げる愛莉。


「……………ほんっとイラつく。」


小さく呟くと誠が右手を大きく振り上げた。



また………叩かれる………?


自然と体が先に動き、勢いよう教室を飛び出した。



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