学級洗脳崩壊アプリ
真っ当な意見に少しだけ怯む。


でもバレたら………きっと……


チラッと日々谷の方を見てみると空を見上げ何か考えているようだった。


頬はほんのり赤い。きっと管野を………


だけど私のことを何も気にしていない態度がとてもイラついた。


何よ………結局は誠?


専属メイドとかワケわかんない。


もうどうにでもなれと私はその場にへ垂れ込んだ。


誠は私のスマホの横にある電源ボタンを押した。


あぁ、ダメだ。きっと画面を開いてすぐ、出てくるのはあのアプリ。


こうなるんだったら最初っから復讐なんて──────っ。


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