学級洗脳崩壊アプリ
「あっ、誠~!おはよ~。」


教室に入るとすぐさま胡桃達が寄ってきた。


随分とあたしのようにご機嫌。



「ウワサ作戦大成功じゃんっ!


土日に頑張った甲斐があるわ~」


「まぁね、アイツもこれには耐えられるかな…………?」


いつもならまぁね、で終わっていた会話も今日は随分の広がる。


それに、


「篠塚さんってさいつもいじめられて可哀想~って思ったけどさ、しょうがないよね~。」


「あんなブスでもいい男って顔が見たいわ。」


こんな陰口でクラス内は大盛り上がりしていた。


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