学級洗脳崩壊アプリ
そんな事を考えていると右側から「……えっ」という声が聞こえた。


右を見てみると青白く一点を見つめている誠。


まさかもう……日々谷が………


日々谷の方を見てみて、大きく目を見開いた。


いつの間にか、屋上のフェンスの向こう側に移動している。


少しだけ見えた足の動きはどうにも説明のつかないおかしな動きだった。


躍り舞うようにフェンスの向こう側に行く足。


日々谷は明らかに動揺していて動き回る足を止められない様子だった。


「あはははっ!

面白~!一宮、その足で何とか落ちないように頑張ってねぇ~!」


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