学級洗脳崩壊アプリ
私を見る目は冷たくなんてなく………“日々谷”として、いつもの温かい目。

だけどどこか必死さを表していて、目から大量の雨粒が溢れ落ちていた。



早………この先はなんて言おうとしてたんだろう…………


私が助ける暇もなく、一宮が言葉を言い終わる暇もなく、そのまま屋上から飛び降りた一宮。


ぐしゃっ。

そんな鈍い、聞きたくない音が私の頭で鳴り響く。



私はいつも……こんなことを平気で………



「うわぁぁぁぁぁ゛!!!!!!!」


初めて出た大声はなんとも言えない苦痛を味わった後。


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