学級洗脳崩壊アプリ
今まで……私はなんてことを……っ


どうしようもなく自分が怖くて……自分が嫌で………



「あはははっ!どう~?初めて見たでしょ?

恵ちゃんはいつも操作するばかりで実際の現場を見たことなかったもんねぇ~?」


いつの間にか“友里”としての存在は消え薄れていき、終いには『恵ちゃん』だなんて…………っ


怖い……友里が……私が………


あのアプリで洗脳してたのは……紛れもなく……………自分自身……だったなんて………


「あっ!ちなみに言うとね、今まで恵ちゃんがしてきた復讐の内容はぜーんぶ友里が裏でやってましたぁ~!

ひゅーひゅー!友里エラ~い!!」


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