学級洗脳崩壊アプリ
「じゃあさっそく。」


そう一言言うと私は篠塚の席に向かった。


さっきまで女子の話に聞き入っていたせいで完全に油断している。


ふふっ、バカだなぁ。


まず最初に机を思いっきり蹴った。


これが合図となり胡桃達が次々に蹴り始める。


そして篠塚の体にも。


時には顔面を蹴って顔をしかめさせた。


「う゛ぅ…………゛」


案の定弱々しい声をあげる篠塚。


「気持ち悪い声出すなよっ……!」


そしてまた顔に一蹴り。


「ねぇ、誠。


他の奴にもやらせようよ…………。」

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