学級洗脳崩壊アプリ
「私も思ってた。お前ってほんと、ゴミだよな。」


「あんたなんかこのクラスに必要ないんだよっ!」


「さっさと死ねよ!」



そんな篠塚への罵倒でクラス中溢れ帰っていた。



ふふっ、いい感じ。



あたしを舐めると倍になって返ってくるんだよ。



あたしが篠塚を見下ろそうと篠塚を見ると少しだけ笑っているように見えた。


笑ってる…………?


いや、あたしの勘違いだ。


この状況で笑っていられるなんてこの世界には一人もいない。


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