学級洗脳崩壊アプリ
「─────゛」




言葉にならないような音が私から出てくる。




汚い水が私の口内を潤していった。





「キモ~(笑)ってか誠遅くない~?」




“誠”。




その言葉が愛莉の口から出てきた瞬間に私の体が悲鳴をあげた。




聞きたくない。会いたくない。見たくない。




荻山 誠。(おぎやま せい)




誠のせいで私の人生が、全部が崩れた。




丁度1ヶ月前に転校してきたばかりの誠。





< 4 / 314 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop