学級洗脳崩壊アプリ



「ただいま。」


誰もいない家に向かってぽつんと呟いた。



リビングに行ってもお母さんはいない。

どうやらまだ仕事が長続きしているらしい。


「まぁいっか…………。」


浅いため息をつくと私は自分の部屋へと移動した。


ボフッ。


部屋に入るなり、ベッドへダイブ。


今日も一日、お疲れ様。


そう言ってくれているようなベッドは私の体温であっという間に温かくなった。



うっすらと目に涙が滲む。


嫌だなぁ、もう学校行きたくないなぁ。


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