学級洗脳崩壊アプリ
大丈夫、大丈夫。




私は戦える。




ゆっくり目を閉じて深呼吸をした。





またもや目を開くとアイツらはまだ話し合っているよう。





これは、私からの宣誓布告。





私だって、やれるんだから。




ふぅとまた息を付くとゆっくりと走れる形にした。




アイツらにはバレないように、




せめて、せめて少しだけでも。




冷や汗の変わりにさっきの汚い水が頬を流れる。



それを拭う暇も余裕も今の私にはない。



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