4月の涙
ぽろぽろと
不器用に零れ落ちる言葉はまるで
今まで君が流すことを拒み続けた涙のよう
美しい雫が頬を伝うように
君の言葉を僕が飲み込む

堪えた涙の数だけ
君が幸せになれたらいい
君が泣きたい時には泣ける
そんな居場所になれたらいい

交わす言葉の代わりに
アネモネが赤く揺らめいた
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