『始まったふたり。』最後から、始まる。ー番外編ー

二度寝して起きたら

歌笑がいなかった



「歌笑…」



「あ、杉山起きた?
ご飯食べよ
目玉焼き作ったよ」



「うん、ありがと…」



ベッドから出て

歌笑の隣に座った



「歌笑…」



「なに?
玉子焼きの方がよかった?」



「ん…んーん…
おはよ…」



「うん、おはよ」



「おはようのチューとか、してみたかった」



寝ぼけたふりして

言ってみた



「私も…」



ラッキー!



ーーー



「おはよ♡」

「おはよ♡」



今日も歌笑がいる



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