クールな御曹司は離縁したい新妻を溺愛して離さない
「俺には子供を一緒に育てる権利はないのか?」
「あなたはいつかは別れる人です。そうなった時に子供がかわいそうすぎます。なら最初から父親はいない方がいいですよね。それに修吾さんがこの先再婚する時も子供がいない方が対面的にもいいんじゃないでしょうか」
「どうして別れなければならない?」
「そういう約束だからですよ。修吾さんに好きな人が出来たら離婚する約束ですよね」
修吾さんは逃さないとでもいうように、掴まれた手に更に力が入る。
「痛い!」
私がそういうとパッと手を離してくれたが、すぐにまた優しく掴まれた。
「あなたはいつかは別れる人です。そうなった時に子供がかわいそうすぎます。なら最初から父親はいない方がいいですよね。それに修吾さんがこの先再婚する時も子供がいない方が対面的にもいいんじゃないでしょうか」
「どうして別れなければならない?」
「そういう約束だからですよ。修吾さんに好きな人が出来たら離婚する約束ですよね」
修吾さんは逃さないとでもいうように、掴まれた手に更に力が入る。
「痛い!」
私がそういうとパッと手を離してくれたが、すぐにまた優しく掴まれた。