ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜



薄暗い中でも、ちょっと危険な瞳をしてわたしを見てるのがわかるから。


「……そんな可愛い顔して。俺のことどうしたいの?」

「えっと、うぅ……」


恥ずかしくなって逃げようとすれば、それを先に読まれて抱き寄せられて。



しかもイジワルな未紘くんは、Tシャツの上からわたしの背中をツーッと軽くなぞりながら。


「……今この下なんもつけてないでしょ」

「っ……! な、なんでわかるんですかぁ……」


「いつも抱きしめてる身体だし」


ドキドキがさらに加速して、ちょっとずつ身体がいつもと違う感じになってる。


「身体くっつけるとさ……やわらかいのあたんの」

「ぅ……やっ……」


「……こんな誘うような格好されたら興奮しないほうがおかしいでしょ」

< 145 / 173 >

この作品をシェア

pagetop