ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
薄暗い中でも、ちょっと危険な瞳をしてわたしを見てるのがわかるから。
「……そんな可愛い顔して。俺のことどうしたいの?」
「えっと、うぅ……」
恥ずかしくなって逃げようとすれば、それを先に読まれて抱き寄せられて。
しかもイジワルな未紘くんは、Tシャツの上からわたしの背中をツーッと軽くなぞりながら。
「……今この下なんもつけてないでしょ」
「っ……! な、なんでわかるんですかぁ……」
「いつも抱きしめてる身体だし」
ドキドキがさらに加速して、ちょっとずつ身体がいつもと違う感じになってる。
「身体くっつけるとさ……やわらかいのあたんの」
「ぅ……やっ……」
「……こんな誘うような格好されたら興奮しないほうがおかしいでしょ」