ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
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次に目を覚ましたときは、家のベッドで寝ていた。
あれ……わたしたしか説明会に参加するために学園に行ったのに。
そこで見知らぬ男の子と出会ってキスされて……そこからどうなったんだっけ……?
悪い夢でも見てたのかな。
うん、きっとそうに違いない。
すると、タイミングよくお母さんが部屋に入ってきた。
「目覚めたのね! よかったわ。気を失ったって聞いて、ずっと眠ってたから心配したのよ」
「えっ、気を失ったって……」
「あなた学園で倒れちゃったのよ。それでね、男の子がわざわざ車で湖依のこと送り届けてくれたのよ。ものすごくかっこよくて礼儀正しい子だったわね~。丁寧に自己紹介もしてくれてね。たしか青凪未紘くんって言ってたかしら。湖依のことすごく心配してる様子だったわよ?」
うぅ……夢じゃなかったぁ……。