ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
「はーい、このクラスの1年生はみんな揃ってるかしら。そろそろ入学式が始まるからホールに移動する準備してね」
恋桃ちゃんが気になることを口にしたところで、タイミング悪く先生が来ちゃって会話が終わってしまった。
さっきクラスメイトの子も恋桃ちゃんも、チョーカーのこととかご主人様が~とか、似たようなこと言ってた。
やっぱり、この宝石が埋め込まれたチョーカーに何かあるに違いない。
恋桃ちゃんは何か知ってそうだから、また時間あるときに聞いてみよう。