ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
「とりあえず、青凪くんがいるアルファクラスに行って話を聞いてみるといいわ」
一般クラスの生徒がいるところとは違う、全体がガラス張りになってる校舎……ここがアルファクラスの生徒がいるところみたい。
青凪くんがいるのはAクラスって小森先生に聞いたけど。
Aクラスと書かれたガラスのプレートを発見。
こ、これ勝手に扉開けてもいいのかな。
恐る恐る扉を開けると。
「あ、やっと来た。待ちくたびれたんだけど」
いました。
昨日わたしのファーストキスを奪って、おまけに勝手にわたしのご主人様になった青凪くん。
「んじゃ、早く帰ろ」
「ちょっと待ってください。帰るってどこにですかっ。それに、このチョーカーのこととか、あとご主人様とかメイドとか……説明してほしいことばっかりで」