ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜



「じゃあ、俺の部屋でぜんぶ説明する。あと、湖依の荷物は俺の寮に運んでもらったから」

「は、はい? えっ?」


「足りないものあったら言って。なんでも用意するから」


ま、またしてもわけのわからない展開に進んでいってるような。


「待ってください! わたしの荷物って……」

「今日から湖依は俺の部屋で生活するんだよ」


「え、えぇ……!? ど、どうしてそうなるんですか! 意味わからないです!!」


「決まってんじゃん。湖依が俺のメイドだから。湖依のご両親にも説明して了承もらったし」


むりむり……っ、全然理解できない……!


こんなとんとん拍子で物事が進んでいくことあるの?

それに、なんでお母さん何も教えてくれなかったの!?

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