ご主人様は、専属メイドとの甘い時間をご所望です。〜無気力な超モテ御曹司に、イジワルに溺愛されています〜
着替え終わって未紘くんが待ってる部屋に戻ると。
わたしを見るなり満足そうに笑ってる。
「かわいー。似合ってんじゃん」
ソファに座って、こっちにおいでって手招きしてる。
言われた通り未紘くんのそばに近づくと。
「……あ、でも胸のとこサイズ合ってない。苦しくない?」
「なななっ……どこ触ってるんですか……っ!」
なんの悪気もなさそうに、襟元をグイグイ引っ張ってきてる。
「サイズ測ってあげよーか」
「んなっ、結構です……!! 晩ごはん作るのでキッチンお借りします……!」
未紘くんって、ぜったい危ない人だ……!
距離感おかしいもん……!
すぐ近づいてくるし、さっきだって胸元のところ遠慮なく引っ張ってきたし。