俺の側にずっといろ、生涯お前を守る
第ニ章 挫折した一人暮らし
私は今まで昼休みは外に出たことがない、だからどこに店があるか分からない。
とりあえず、出てみるとしよう。
当たり前だが、真山さんが私の後ろからついてきた。
店に一人で入る勇気がない。
うろうろして結局コンビニのおにぎりとサラダ買って公園のベンチで食べた。
さて、会社に戻ろうとベンチから立ち上がると、あれ、会社はどっち?
私どうやってここまできたの。
どんどん会社から離れていることに気づかず、歩き出した。
「まりえさん」
私に声をかけてきたのは真山さんだった。
「どちらに行かれるのですか、そろそろ会社に戻りませんと昼休み過ぎてしまいます」
「だから、これから戻るところです」
「そちらは会社と逆方向です、会社はこちらですよ」
「そ、そんなことは分かっています」
私はなんて可愛くないんだろう、素直にありがとうが言えない。
そしてまた左右の分かれ道にきた。
どっち?
分からない、後ろを振り向いた、そこには真山さんが立っていた。
とりあえず、出てみるとしよう。
当たり前だが、真山さんが私の後ろからついてきた。
店に一人で入る勇気がない。
うろうろして結局コンビニのおにぎりとサラダ買って公園のベンチで食べた。
さて、会社に戻ろうとベンチから立ち上がると、あれ、会社はどっち?
私どうやってここまできたの。
どんどん会社から離れていることに気づかず、歩き出した。
「まりえさん」
私に声をかけてきたのは真山さんだった。
「どちらに行かれるのですか、そろそろ会社に戻りませんと昼休み過ぎてしまいます」
「だから、これから戻るところです」
「そちらは会社と逆方向です、会社はこちらですよ」
「そ、そんなことは分かっています」
私はなんて可愛くないんだろう、素直にありがとうが言えない。
そしてまた左右の分かれ道にきた。
どっち?
分からない、後ろを振り向いた、そこには真山さんが立っていた。