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3分で読める、まさにそう。 その中にキラリと光る物語があって、ぐっと引き寄せられる。 面白いです。これだから短編ってやめられない。
第1回ベリーズカフェ短編小説コンテスト「職業ヒーロー」応募作。 1ページにまとまっていて、サクッと読める気軽さから読んでみると、タイトル通り破局を迎えた男女のお話。ほんの些細なことで別れが来てしまう、その些細さ加減がとってもリアルで共感できます。 そして共感して物語にすっかり入り込んだところに、どんでん返しのハッピーエンドが。この別れの危機とハッピーエンドの原因の2つに絡んでくるのが、ヒーローの職業。って今回のテーマじゃないですか! こんなふうにテーマを使い、ドキドキワクワクさせるって物語のセンスが素敵です。そしてなおかつ短編で過不足なく書ききっている。凄いです。