あたしは桜子- 売れないモデル-
部屋へ入ったけど、一人で不安だけが募る。

その時、ケータイが鳴る。マネージャーだった。


「桜子、タケルから聞いたから。今からそっちへ行くわよ。」


やがてマネージャーが桜子の部屋へ入った。


「困った事になったわ。今社長があちこち手を回してるから…。」

その時、またケータイが鳴る。タケルだった。


「桜子、今マネージャー来てるだろ?社長に任せたから大丈夫さ。じゃ明日マネージャーと一緒にね。お休み。愛してるよ。」


「タケル…。」


「あ、タケルからね。それにしてもあなた達付き合ってたなんて。」


マネージャーはそう言うとソファに座った。


「とにかく、社長に任せてあるから。後はドラマに集中して。」


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