クールな幼なじみが本気になったら
芽依の言葉に、わたしも笑顔がこぼれた。
また、芽依と新しい関係を築くことができた。
だからこそ、芽依はわたしの“親友”なんだ。
「それにしても、しずくのことがめちゃくちゃ好きって気持ちが、律希くんからビリビリに伝わってきたよ」
「…えっ、りっくんから?」
「そうだよ。やっぱり幼なじみって最強だね」
「そ…そんなこと…!ねぇ、りっく――」
わたしがりっくんに声をかけようとしたそのとき、イスに座っていたりっくんの体が斜めに傾いたと思ったら…。
…ガチャン!!
テーブルの上にあったりっくんの食器類が床に散らばり、けたたましい音とともにりっくんが倒れた。
「りっくん…!?」
慌てて駆け寄って、体を起こす。
すると、すぐにわかった。
りっくんの体が、ほてって熱いことに。
また、芽依と新しい関係を築くことができた。
だからこそ、芽依はわたしの“親友”なんだ。
「それにしても、しずくのことがめちゃくちゃ好きって気持ちが、律希くんからビリビリに伝わってきたよ」
「…えっ、りっくんから?」
「そうだよ。やっぱり幼なじみって最強だね」
「そ…そんなこと…!ねぇ、りっく――」
わたしがりっくんに声をかけようとしたそのとき、イスに座っていたりっくんの体が斜めに傾いたと思ったら…。
…ガチャン!!
テーブルの上にあったりっくんの食器類が床に散らばり、けたたましい音とともにりっくんが倒れた。
「りっくん…!?」
慌てて駆け寄って、体を起こす。
すると、すぐにわかった。
りっくんの体が、ほてって熱いことに。