クールな幼なじみが本気になったら
「2人、手を繋いでカメラ目線で!」
「律希くんは、後ろからミュウちゃんを抱きしめる感じで」
「キスしそうなくらいまで、顔を近づけてみて!」
カメラマンさんのそんな指示が聞こえ、思わず視線がそちらに行ってしまう。
りっくんが女の子と手を繋いだり、抱きしめたりするのは、『モデルのお仕事』だということはわかっている。
…だけど、やっぱりあまり見たくないというのが本音。
「ミュウと律希くん、超ラブラブ〜♪」
「本当に付き合ってるみたい!」
それに加えて、そんな声まで聞こえたら…。
…わたしたちって、本当に付き合っているのかな。
なんていう不安を抱いてしまったりしてしまう。
「しずく、そんなに律希くんのこと…気になるっ?」
上の空だったわたしに気づいて、芽依が声をかける。
「律希くんは、後ろからミュウちゃんを抱きしめる感じで」
「キスしそうなくらいまで、顔を近づけてみて!」
カメラマンさんのそんな指示が聞こえ、思わず視線がそちらに行ってしまう。
りっくんが女の子と手を繋いだり、抱きしめたりするのは、『モデルのお仕事』だということはわかっている。
…だけど、やっぱりあまり見たくないというのが本音。
「ミュウと律希くん、超ラブラブ〜♪」
「本当に付き合ってるみたい!」
それに加えて、そんな声まで聞こえたら…。
…わたしたちって、本当に付き合っているのかな。
なんていう不安を抱いてしまったりしてしまう。
「しずく、そんなに律希くんのこと…気になるっ?」
上の空だったわたしに気づいて、芽依が声をかける。