ストーカー幼馴染は彼氏にはなりません!(多分)
第一章 大切なもの

幼馴染


プルルルルルルー…


「ん…?電話だ…」

今日は休日
アラームかけずに気持ちよく寝てたのに…

「はい、もしもし…」

寝ぼけながら電話をとる

『…あ、もしも…』

ブチッ

私は慌てて電話を切った

「油断した…。完全に目が覚めた…」

私は馴れた手つきで番号を着信拒否に設定した

「なんなのよ、こんな朝早くに。」

と言っても今はもう午前10時。

早くはないけども。

相手はわかってる。
私のストーカー…もとい、幼馴染の晴人(ハルト)だ


「毎回毎回休みの度にかかってくるんだけど…」

私の仕事はシフト制なので決まった休みはない。

つまり、私は出勤日を把握されているということだ。

「まぁ、仕事場に押しかけてこないだけまだいいか。」

とはいえ、休みの日に気持ちよく寝ていた私を起こした罪は深い。と思う。


少しイライラしつつものそのそと動きだした。


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