ストーカー幼馴染は彼氏にはなりません!(多分)
そして次の日、私は宣言通り晴人の家に来た。
晴人の家に入る時は必ずチャイムを2回鳴らす。
そして玄関の扉を開けて部屋まで行くのがお決まり。
だけど今日はチャイムを鳴らした途端、玄関の扉が開いた。
『ほんとに、きたの』
晴人は慌てた様子
『…きちゃった』
そう返すと晴人は黙って部屋まで通してくれた。
部屋に流れる沈黙の空気。
緊張がさらに増してく…
晴人は少し俯いたあと、じっとこちらを見つめてきた
『晴人、くまが凄いよ』
珍しい。なんて思いながら目元に触れた。
『香奈ちゃんのせいだよ』
え、私?
『どうゆう、んんっ』
目元に触れた手を引かれ、唇を奪われた。
『あんなのずるい。ほんとにいいの?覚悟は出来てる?』
不安そうな顔の晴人。
でも足も腕もがっしりとホールドされている。
『うん。晴人としたい。』
私がそう言うと晴人は私をベットに押し倒した。
『香奈ちゃん。好き。大好き。』
キスをする度、好きと囁く。
…私も。晴人が好きー…
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