ストーカー幼馴染は彼氏にはなりません!(多分)

ーーーーーー…………


撮影が終わり、私は2人に晴人から電話が来ていることを伝えた


「またぁ?香奈、番号変えた方がいいんじゃない??」

「それも考えたけど、正直番号変えたあと他の人達にそのこと伝える方が面倒くさくて…それにすぐ番号バレるだろうし」

「廉は香奈の番号教えてないよね?」

「俺は教えてないけど…。まぁあいつの事だし色んなツテがあるからなぁ」

「そうなんだよねぇ。正直、漏れてる先を探すのも面倒くさい。」

はぁ。とため息をつく私に陽菜は

「私は高校の時のことがある前から香奈に近づいて欲しくなかった!!!」


またプリプリと怒り出した。

高校の時、ねぇ…。


「私、香奈が泣いてる姿みたの初めてだったから。今でも怒ってる!」

確かに。陽菜の前で泣く事なんてあの時だけだったかもしれない。

それだけ、しんどかったんだろうけど…

「もう今更言っても仕方ないし。」

私の中ではもう割り切れてるし。


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