弁護士は逃げる婚約者を離したくない
外で待つことにしようと思い、私はおみやげコーナーを後にした。
「はい」
レジへ行って会計を済ませてきた宇大が戻ってくると、メンダコを渡してきた。
「ありがとうございます」
「それと…」
メンダコとは別の袋に入っている何かを私に差し出してきた。
「何ですか、これ?」
それを見せた私に、
「開けてみて」
宇大に言われたので、私は袋を開けて中身を取り出した。
出たきたのは、イルカをモチーフにしたクリスタルのキーホルダーだった。
「えっ、何で?」
一緒に買ってきたのかと思いながら聞き返したら、
「僕も一緒のものを買うてきた、おそろいやな」
宇大はそう言って同じものを私に見せてきた。
「ああ、おそろいですね…」
わざわざ買ってきたうえにプレゼントをしにきたのか。
「はい」
レジへ行って会計を済ませてきた宇大が戻ってくると、メンダコを渡してきた。
「ありがとうございます」
「それと…」
メンダコとは別の袋に入っている何かを私に差し出してきた。
「何ですか、これ?」
それを見せた私に、
「開けてみて」
宇大に言われたので、私は袋を開けて中身を取り出した。
出たきたのは、イルカをモチーフにしたクリスタルのキーホルダーだった。
「えっ、何で?」
一緒に買ってきたのかと思いながら聞き返したら、
「僕も一緒のものを買うてきた、おそろいやな」
宇大はそう言って同じものを私に見せてきた。
「ああ、おそろいですね…」
わざわざ買ってきたうえにプレゼントをしにきたのか。