紳士な副社長からの求愛〜初心な彼女が花開く時〜【6/13番外編追加】
でも、下着越しなのがすごくもどかしい。
執拗にそこを弄るのに、直接は触れてはこないその手にだんだんと物足りなさを覚える。
ここ数日で私以上に私の身体を知り尽くした彼に、ちゃんと触って欲しい。
この熱い疼きを、早く解放して欲しい。
……ああ、ついこの前まではこんな感覚知らなかったのに、すっかり和泉さんに身体を作り変えられてしまった……。
わざと焦らすように私に触れていた和泉さんに、「ーーちゃんと見せてくれたら触ってあげる」と艶然と微笑まれ、一枚も二枚も上手な彼にもはや抵抗などできるわけもない私は、結局下着姿をまんまと披露する羽目になってしまったのだった。
「うん、想像以上に可愛くていやらしくて、堪らない」
「……い、和泉さん、いじわるです……」
「ベッドの上ではね、ついいじわるしたくなっちゃうの、灯ちゃんが可愛過ぎて。もっと乱したくなる。嫌いになった?」
和泉さんが、私を見下ろしながらイタズラっぽい視線を送ってくる。
「……もうっ。でも、いじわるでも、大好きです……」
「……本当、灯ちゃんのどストレートには参るなぁ……」
繋がりながら隙間なく抱き合って、止まないキス。
止まない可愛い、好き、愛してる。
もう何度めかの行為なのに、何度経験しても幸せで満たされて、毎回泣きたくなってしまうのはどうしてだろう。
和泉さんの掠れた甘い声も、快感を堪えるような色っぽくて切なげな表情も、気持ちを注ぎ込むように繰り返されるキスも。
全部大好きで、全部愛おしい。
執拗にそこを弄るのに、直接は触れてはこないその手にだんだんと物足りなさを覚える。
ここ数日で私以上に私の身体を知り尽くした彼に、ちゃんと触って欲しい。
この熱い疼きを、早く解放して欲しい。
……ああ、ついこの前まではこんな感覚知らなかったのに、すっかり和泉さんに身体を作り変えられてしまった……。
わざと焦らすように私に触れていた和泉さんに、「ーーちゃんと見せてくれたら触ってあげる」と艶然と微笑まれ、一枚も二枚も上手な彼にもはや抵抗などできるわけもない私は、結局下着姿をまんまと披露する羽目になってしまったのだった。
「うん、想像以上に可愛くていやらしくて、堪らない」
「……い、和泉さん、いじわるです……」
「ベッドの上ではね、ついいじわるしたくなっちゃうの、灯ちゃんが可愛過ぎて。もっと乱したくなる。嫌いになった?」
和泉さんが、私を見下ろしながらイタズラっぽい視線を送ってくる。
「……もうっ。でも、いじわるでも、大好きです……」
「……本当、灯ちゃんのどストレートには参るなぁ……」
繋がりながら隙間なく抱き合って、止まないキス。
止まない可愛い、好き、愛してる。
もう何度めかの行為なのに、何度経験しても幸せで満たされて、毎回泣きたくなってしまうのはどうしてだろう。
和泉さんの掠れた甘い声も、快感を堪えるような色っぽくて切なげな表情も、気持ちを注ぎ込むように繰り返されるキスも。
全部大好きで、全部愛おしい。