一匹狼の君と私
「な、何か飲むか?」
『あ、あぁうん!ありがと』
「紅茶とコーヒーとオレンジジュースがある」
『あっ、じゃぁ、オレンジジュースで』
「ん。わかった」
龍斗くんは学校では一言も喋らないし、誰かと一緒にいるところも見たことがない
強いて言うなら先生に話しかけられているくらい
本当に一匹狼という感じ
誰とも関わらずにだれと交友関係を作らず
そういう所に惹かれたって言うのもあるけど
今日は龍斗くんのたくさんの顔が見れて嬉しい
だけどあの女の子が気になって、モヤモヤする
聞いていいのか分からない