iDOLの恋人~好きになった人は超有名人でした~
莉奈はそれでもテオは万人を愛することができる稀有な人間だし尊敬するって言ってくれる。
その言葉は、自分に自信がなかった僕に自信を与えた。
魔法みたいに…莉奈の言葉が自分を大人の男になったみたいに思わせてくれた。
そして僕は必死で練習をがんばった。
気付けばテオは稀有な人間だし尊敬するって言ってくれた莉奈の言葉を繰り返し…。
そしてKPOPアイドルとして一流になったって思えたころ…
ずっと親友だった莉奈は大学を卒業して父親が経営する会社に入社した。
そのころからだ。莉奈がすごく気になり始めた。
莉奈にももしかしたらいつか彼氏ができて、結婚するとか言い出すんじゃないかって思ったのだ。
そのとき僕は耐えられるのかって…。
きっかけは、莉奈が男と電話しているのを見た時だ。
仕事をしている莉奈は生き生きしていて好きだった。
けど、電話の相手が男だとわかったとき、どうしようもない焦りと黒い嫉妬のような感情が奥から湧き上がってきた。
莉奈が笑ってる。
他の男が言った言葉で。
莉奈が僕以外の男と談笑してる。
それははらわたが煮えくり返るほどムカつく出来事だった。
今までも高校の時だって大学の時だって莉奈は男と話していただろうし、日本人の男だと僕より話も感性も合うはずで、笑うポイントだって同じはずで、今までもずっとこんな身近に男はいたんだと思った。それに気づいていないだけだった。
くそムカつく…。
僕は…莉奈を離せない。
絶対他の男には渡せない。
そう思った。
けど…僕は所詮KPOPのアイドルだ。
莉奈に告白するなんて大それたこと…。
その言葉は、自分に自信がなかった僕に自信を与えた。
魔法みたいに…莉奈の言葉が自分を大人の男になったみたいに思わせてくれた。
そして僕は必死で練習をがんばった。
気付けばテオは稀有な人間だし尊敬するって言ってくれた莉奈の言葉を繰り返し…。
そしてKPOPアイドルとして一流になったって思えたころ…
ずっと親友だった莉奈は大学を卒業して父親が経営する会社に入社した。
そのころからだ。莉奈がすごく気になり始めた。
莉奈にももしかしたらいつか彼氏ができて、結婚するとか言い出すんじゃないかって思ったのだ。
そのとき僕は耐えられるのかって…。
きっかけは、莉奈が男と電話しているのを見た時だ。
仕事をしている莉奈は生き生きしていて好きだった。
けど、電話の相手が男だとわかったとき、どうしようもない焦りと黒い嫉妬のような感情が奥から湧き上がってきた。
莉奈が笑ってる。
他の男が言った言葉で。
莉奈が僕以外の男と談笑してる。
それははらわたが煮えくり返るほどムカつく出来事だった。
今までも高校の時だって大学の時だって莉奈は男と話していただろうし、日本人の男だと僕より話も感性も合うはずで、笑うポイントだって同じはずで、今までもずっとこんな身近に男はいたんだと思った。それに気づいていないだけだった。
くそムカつく…。
僕は…莉奈を離せない。
絶対他の男には渡せない。
そう思った。
けど…僕は所詮KPOPのアイドルだ。
莉奈に告白するなんて大それたこと…。