iDOLの恋人~好きになった人は超有名人でした~
3
「莉奈。ソウルのライブに来てよ。」
めずらしく、テオが譲らなかった。
東京でライブやったあと、1か月後のライブだ。
わたしの中ではもう次休暇があるまではテオには会えないと思っていたんだけど…。
「仕事の調整が…」
「絶対来て。莉奈の都合のいい日にチケット入れるから。飛行機のチケットもなんとかするし僕のマンションの送り迎えは事務所がやってくれるから。」
「え?テオ?事務所って?」
「今までうやむやに莉奈と会うこと事務所に隠してたけど事務所が認めてくれた。」
「ほんとに?」
「ファンには絶対にバレない事っていう条件付きだから、莉奈と会うときは事務所が送り迎えしてくれるって…。」
びっくりの出来事だった。
男女の仲じゃないとはいえ、世間はそうは思ってくれないからと今までわたしと会うときは変装して、絶対人のいないところで、要するにお互いの部屋と信用できるホテルの中でしか会わなかった。
事務所にもバレたら絶対会わせてもらえないからとコソコソと抜け出して会いに来てくれていたのに…。
「いつだったらいい?」
強引だけどそういうことなら、なんとか休み入れよう。
「わかった。また連絡するよ。明日まで待って。」
「了解。」
ソウルでのライブ。
またテオに会える。
めずらしく、テオが譲らなかった。
東京でライブやったあと、1か月後のライブだ。
わたしの中ではもう次休暇があるまではテオには会えないと思っていたんだけど…。
「仕事の調整が…」
「絶対来て。莉奈の都合のいい日にチケット入れるから。飛行機のチケットもなんとかするし僕のマンションの送り迎えは事務所がやってくれるから。」
「え?テオ?事務所って?」
「今までうやむやに莉奈と会うこと事務所に隠してたけど事務所が認めてくれた。」
「ほんとに?」
「ファンには絶対にバレない事っていう条件付きだから、莉奈と会うときは事務所が送り迎えしてくれるって…。」
びっくりの出来事だった。
男女の仲じゃないとはいえ、世間はそうは思ってくれないからと今までわたしと会うときは変装して、絶対人のいないところで、要するにお互いの部屋と信用できるホテルの中でしか会わなかった。
事務所にもバレたら絶対会わせてもらえないからとコソコソと抜け出して会いに来てくれていたのに…。
「いつだったらいい?」
強引だけどそういうことなら、なんとか休み入れよう。
「わかった。また連絡するよ。明日まで待って。」
「了解。」
ソウルでのライブ。
またテオに会える。