iDOLの恋人~好きになった人は超有名人でした~
「は?」
「1つ下の弟。うちの会社に入社したんだけど、この間研修から帰ってきて、課題が仕上がらないって言うからわたしが指導してるの。」
「弟の亘くん?」
亘と呼ばれた弟に視線を移すと、ペコリと頭を下げた。
「すみません。莉奈ちゃんに習って来いって父さんに叱られちゃいまして…。」
「はぁ…。」
弟がいることは何度も聞かされていたけど、実際会うのは初めてだ。
ウサギみたいな感じのかわいい系イケメンといったらいいのか。くりくりの大きな目に丸顔で背も莉奈とそんなに変わらないくらいで、綺麗系の莉奈とは逃ても似つかない…。
それになんといったらいいんだろう。
すごく…
そうだ、すごく…
こんなこといったら悪いけど、
頼りがいがなさそう…に見える。
「すみません。俺、邪魔っすよねー。そろそろ一人でできるし帰るよ。莉奈ちゃん。」
莉奈ちゃん…って呼んでるのか…。
「ほんとに大丈夫?」
「うん。なんとかやってみる。」
「そう?なら頑張ってみて。」
亘くんはパソコンをパタンと閉じると、PCケースに入れて立ち上がった。
「それにしても、ほんとにテオなんだぁ~。いやー…なんつーか…イケメンっすね。」
亘くんがまじまじと僕の顔を見てる。
いや君も十分イケメンだけどな…。
「1つ下の弟。うちの会社に入社したんだけど、この間研修から帰ってきて、課題が仕上がらないって言うからわたしが指導してるの。」
「弟の亘くん?」
亘と呼ばれた弟に視線を移すと、ペコリと頭を下げた。
「すみません。莉奈ちゃんに習って来いって父さんに叱られちゃいまして…。」
「はぁ…。」
弟がいることは何度も聞かされていたけど、実際会うのは初めてだ。
ウサギみたいな感じのかわいい系イケメンといったらいいのか。くりくりの大きな目に丸顔で背も莉奈とそんなに変わらないくらいで、綺麗系の莉奈とは逃ても似つかない…。
それになんといったらいいんだろう。
すごく…
そうだ、すごく…
こんなこといったら悪いけど、
頼りがいがなさそう…に見える。
「すみません。俺、邪魔っすよねー。そろそろ一人でできるし帰るよ。莉奈ちゃん。」
莉奈ちゃん…って呼んでるのか…。
「ほんとに大丈夫?」
「うん。なんとかやってみる。」
「そう?なら頑張ってみて。」
亘くんはパソコンをパタンと閉じると、PCケースに入れて立ち上がった。
「それにしても、ほんとにテオなんだぁ~。いやー…なんつーか…イケメンっすね。」
亘くんがまじまじと僕の顔を見てる。
いや君も十分イケメンだけどな…。