iDOLの恋人~好きになった人は超有名人でした~
「そろそろ撮影入りまーす。」
スタッフさんのその声に7人はピシッと顔がかわる。
仕事モードの顔だ。
テオの顔…好きだなぁ…。
なんだかんだ。この仕事モードのテオの顔が大好きなわたし。
輝いているもの。
その後、撮影が3時間ほどあり、無事終了したころに、ちょうど、三澤くんが、差入を持ってきた。
「莉奈ちゃん。こんなところ連れてこられてたの?」
「あ。三澤くん。ごめんね。今日の昼からのラックス商会大丈夫だった?」
「うん。あそこはだって、優良クライアントだからね。問題なし。うわっ。ほんとにSEVEN EYESだ。すっげぇ。」
三澤くんは撮影後の挨拶をしているメンバーを見てびっくりの面持ちだ。
「ジュリっているでしょ?」
「うん。」
「いとこなの。」
「うっそ!」
目を見開いてる三澤くん。
「うちがスポンサーになってるのって最初はジュリがいるからだったんだ。今やスポンサーになりたい企業続出してるだろうけど。でもデビュー前からスポンサーになってたから、すごくいい関係ずっと築けてるんだと思うよ。」
「へぇ…びっくり続出中ってかんじだわ。」
「ふふ。あ、挨拶終わったから差入持ってこう。」
事前にマネージャーさんには断りを入れてあったので、わたしは、メンバーのところに三澤くんをひきつれて差入のお寿司を持っていった。
「みなさん。お寿司です。結城社長からです。」
「ほんとに?お寿司?」
「やったー!」
用意された別室にお寿司のおけを三澤くんと一緒に並べていると、女性スタッフと横に座ってテオが楽しそうに会話しているのが見える。
わたしはいろんなスタッフさんから声をかけられて、対応に追われていたし、三澤くんがほとんどを並べてくれた。
みんな食欲旺盛な20代の健全な男子。
お寿司なんてどんなにたくさんあってもペロリ。だ。
もりもりおいしそうに食べるメンバーたちを三澤くんと眺めながら、スタッフさんとずっと話し込んでるテオを横目でチラチラ…。
こっちはもう気にしてくれそうにないなぁ…。
まぁ仕方ないか。
テオの仕事バージョン。めちゃくちゃカッコよかったから脳裏に焼き付ける事もできたし。それだけで満足ってことで。
三澤くんが車で来てるというので、帰りは同乗させてもらった。
マンションにたどり着くともう9時で、帰りに三澤くんからもらったお寿司(お父さんが2人にと持たせてくれたものらしい)をほおばりながら、明日の仕事をノートパソコンで確認していたときだった。
ガチャガチャと玄関が開く音。
スタッフさんのその声に7人はピシッと顔がかわる。
仕事モードの顔だ。
テオの顔…好きだなぁ…。
なんだかんだ。この仕事モードのテオの顔が大好きなわたし。
輝いているもの。
その後、撮影が3時間ほどあり、無事終了したころに、ちょうど、三澤くんが、差入を持ってきた。
「莉奈ちゃん。こんなところ連れてこられてたの?」
「あ。三澤くん。ごめんね。今日の昼からのラックス商会大丈夫だった?」
「うん。あそこはだって、優良クライアントだからね。問題なし。うわっ。ほんとにSEVEN EYESだ。すっげぇ。」
三澤くんは撮影後の挨拶をしているメンバーを見てびっくりの面持ちだ。
「ジュリっているでしょ?」
「うん。」
「いとこなの。」
「うっそ!」
目を見開いてる三澤くん。
「うちがスポンサーになってるのって最初はジュリがいるからだったんだ。今やスポンサーになりたい企業続出してるだろうけど。でもデビュー前からスポンサーになってたから、すごくいい関係ずっと築けてるんだと思うよ。」
「へぇ…びっくり続出中ってかんじだわ。」
「ふふ。あ、挨拶終わったから差入持ってこう。」
事前にマネージャーさんには断りを入れてあったので、わたしは、メンバーのところに三澤くんをひきつれて差入のお寿司を持っていった。
「みなさん。お寿司です。結城社長からです。」
「ほんとに?お寿司?」
「やったー!」
用意された別室にお寿司のおけを三澤くんと一緒に並べていると、女性スタッフと横に座ってテオが楽しそうに会話しているのが見える。
わたしはいろんなスタッフさんから声をかけられて、対応に追われていたし、三澤くんがほとんどを並べてくれた。
みんな食欲旺盛な20代の健全な男子。
お寿司なんてどんなにたくさんあってもペロリ。だ。
もりもりおいしそうに食べるメンバーたちを三澤くんと眺めながら、スタッフさんとずっと話し込んでるテオを横目でチラチラ…。
こっちはもう気にしてくれそうにないなぁ…。
まぁ仕方ないか。
テオの仕事バージョン。めちゃくちゃカッコよかったから脳裏に焼き付ける事もできたし。それだけで満足ってことで。
三澤くんが車で来てるというので、帰りは同乗させてもらった。
マンションにたどり着くともう9時で、帰りに三澤くんからもらったお寿司(お父さんが2人にと持たせてくれたものらしい)をほおばりながら、明日の仕事をノートパソコンで確認していたときだった。
ガチャガチャと玄関が開く音。