4番目の彼女
「そう!覚えててくれて嬉しい。せっかくだから話したいな。挨拶終わらせてくるから待っててくれる?」

「うん、わかった。あとでね」

 同じ小学校から同じ中学へと進学し、ごく普通のクラスメイトだった私たち。
 敵対していたわけでも特別仲が良かったわけでもない。
 だけど、再会というのはうれしいものだ。


「きぃちゃん、お待たせ。どっか場所移動して座って話そうよ」

 そう言われて、彼の行きつけだというバーに移動して二次会と相成った。
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