ライム〜あの日の先へ
「ですから、うちの娘がそんな事するはずないんです。おたくの息子さんが勝手に泣いてるだけよ」
「なら、見ますか?防犯カメラ。今は色々物騒でしょう?建物内のあちこちにカメラを設置しているんです。
あなたの車が毎日のように駐車禁止エリアに止められているところも写っていると思います。
もし、うちの子どもがあなたの娘から被害を受けたのなら、それ相応の謝罪を要求しますけれど」
「まぁ、偉そうに!あなたじゃ話にならないわ。スクール長をもう一度呼んでよ!」
どうみても琴羽に勝ち目がある。
だが相手は理論が効かない。とにかく騒いでくる。
「元はといえば子ども同士のことでしょう?親同士でまずは話をすべきよ」
「なら、見ますか?防犯カメラ。今は色々物騒でしょう?建物内のあちこちにカメラを設置しているんです。
あなたの車が毎日のように駐車禁止エリアに止められているところも写っていると思います。
もし、うちの子どもがあなたの娘から被害を受けたのなら、それ相応の謝罪を要求しますけれど」
「まぁ、偉そうに!あなたじゃ話にならないわ。スクール長をもう一度呼んでよ!」
どうみても琴羽に勝ち目がある。
だが相手は理論が効かない。とにかく騒いでくる。
「元はといえば子ども同士のことでしょう?親同士でまずは話をすべきよ」